出来なかったことを悔やむより、出来ることを広げて行こう

はるのひ日記
先日、利用者さんの訃報の連絡を受けた。
低栄養とサルコペニアを離脱して
「歩行が出来るようになりたい、山登りがしたいと」
一緒に目標に向かっていたAさん
69歳とまだお若かった。
低栄養は改善に向かっていた。
栄養状態が改善に向かうにつれて、沢山の笑顔も見せて下さった。
このまま良くなると思っていた矢先の年末
コロナ感染で入院した際の検査で多発性の癌が見つかった。
癌は防げるものではないので仕方ない。
いつかはターミナル期になるとは覚悟していたけど
状態は緩やかな変化ではなく、先週体調不良になってから
たった一週間で最期を迎えられた。
ガン末期になると長期間食欲不振と付き合う方も沢山いる中
Aさんはそれが1週間で済んだ。
長期間苦しまずに栄養状態が保てるように関われたことは
Aさんにとって良かったことと信じたい。
いつもなら、もう少し何か出来たのでは?
と、そこばかりを考えてしまうけど
Aさんが背中を押して下さっている。
 
あなたに会えて良かったと。
前を向いて考えよう。
まだ見ぬあなたの健康を守るために私の出来ること
 
生活習慣病の予防
低栄養の予防
フレイルの予防
誤嚥性肺炎の予防
褥瘡の予防
それから、まだまだ
私に出来ることは沢山ある。
たゆまぬ思いで
さぁ、明日からも動こう。
 
オンラインだったら全国どこでも繋がれる
オンライン栄養相談を広げよう。
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