体験してみてわかることがある。
私は今、リブレと言う血糖測定器で食べたものや食べ方でどのように血糖値が変動していくか、身をもって2週間体験中です。自分自身が糖尿病ではないので血糖値の変動にそこまで意識したことはありませんでした。栄養指導で提供できる知識は持っているけど「本当に?」と言われた時にリアルな話をしてみたくて。なるべく、クライアントさんの目線に近づけたら良いなぁと思ってやってみました。
こういう食べ方をすると、血糖値が上がりにくい
こういう食べ方をすると、血糖値が爆上がりするとか
甘いものをどうしても食べたい時はこうすると血糖値の上昇を緩やかにしてくれるよとか
実体験を語れると説得力も付くかな。
私だって、甘いものは食べたい。
「血糖値が上がるからダメ!」じゃなくて、
「食べた分、食後に運動すると血糖値の上昇防げるよ」とか
「食べる前に、食物繊維の多い食事を摂ってからにしよう」とか
「〇〇よりも、▲▲のほうが低GIで良いよ」とか
提案されたいですよね。
血糖値の難しい所って、健康診断の血液検査では判断できないこともあるんです。
断片的な部分しか見えない。
たまたま良かっただけかもしれないし、たまたま悪かっただけかもしれない。
それをリブレで数値として見える化すると24時間の変動がわかるので、食生活と照らし合わせて良かったのか悪かったのかを確認することもできる。
そして、見える化によって励みにもなるんです。糖尿病は生活習慣病なので、短期的な食生活の改善で良くなるものではありません。せっかく頑張ってても、すぐに効果が出ないとやっぱり萎えたりしますよね。それを食べ方によって血糖値の上がり方が変わることを体験できたら、効果が分かりモチベーションへと繋がるはず。
実際に私の知人も行動変容まで変わりました。ちょっとアドバイスをしただけなのに、すぐに効果として現れたので食生活の改善を継続出来ています。
今回は機械を使った見える化ですが、栄養指導ではチェックシートを使って見える化することのほうが多いです。食生活をチェックシートを用いて見える化すると、自分では気づかなかった傾向を発見できます。
栄養指導は必要ないんだけど、自分の食生活が良いのか改善が必要なのか確認して見たくなったら、栄養士に相談してみると良いと思います。
体験してみてわかること
見える化してみてわかること
やってみませんか?